歴史と経過について・・・
クローン病は、1932年にニューヨーク、マウント・サイナイ病院のブリル・バーナード・クローンらが従来の腸結核として扱われていた回腸末端部の病変部を侵す亜急性または慢性の腸炎を、回腸末terminalileitisと名付けて1つの独立疾患として報告したことにはじまります。
しかしその後の研究により本症は回腸末端部のみならず、口腔から肛門までの消化管のあらゆる部位に起こりうることがわかりました。
クローン病は内科的治療に抵抗し、手術を行っても高率に再発することが、日常臨床において1つの大きな問題となっています。
1973年に世界保健機構(WHO)の医科学国際組織委員会による本症の本格的概念の確立に伴い本邦においても、患者数の著しい増加がみられ、過去20年間でも約200倍の増加が確認されており現在日本ではおよそ2万2千人(2002年)のクローン病患者が確認されています。
現在、年間約15%の増加を示しています。
2007.09.17 再構成 HP担当
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